Cloud BOT Operator

無料から使える『Cloud BOT Operator』

Cloud BOT Operatorとは

Cloud BOT Operatorは、自然言語の指示をもとにブラウザを自動操作するAIエージェントです。

AIエージェントはBOTのシナリオの一部として実行され、指示内容に従いクリックやデータ入力、コピー&ペーストといった操作から、データの加工・抽出といった複雑な処理まで柔軟に対応可能です。

Cloud BOT Operator

多彩な実行オプション

解決能力を高める『構造認識』と『視覚認識』

搭載された2つのモードで、柔軟なブラウザ操作を実現します。

  • 構造認識:ページの内部構造を理解して自動操作します。高速な処理が可能でコストを抑えた運用に適しています。
  • 視覚認識:ページを画面として認識し、見た目をもとに操作します。人の感覚に近い判断ができるため複雑な画面にも対応できますが、コストと処理時間はやや増加します。
  • 両方を有効にすると通常は構造認識で効率よく動き、必要なときだけ視覚認識も使います。構造情報と視覚情報を総合して判断するため高精度かつ幅広い画面に対応できます。
構造認識と視覚認識

操作範囲を制限し、安全な運用を実現

AIエージェントの実行範囲を細かく制限することで、意図しない操作を防ぎ、必要な箇所だけを安全に自動化できます。

権限制御

AIエージェントに許可する操作の範囲を3段階で設定できます。

設定 概要 活用例
全権限 プロンプトに応じてブラウザを自由に操作 フォーム入力・データ登録
読取権限 ブラウザ操作禁止。画面読み取りのみ可能 画面データの抽出・状態監視
権限なし ブラウザ利用禁止。データ処理のみ可能 テキストデータの加工
画面範囲指定

AIエージェントがアクセス可能な画面範囲を制限します。指定範囲内のみ閲覧・操作することで誤認識による事故を抑止しつつ、処理コストも抑えられます。

範囲指定操作

パフォーマンスをさらに高める機能

『推論モード』

より複雑な状況判断が必要なケースで有効にすることで、AIエージェントの判断精度が向上します。通常モードでは対応が難しいイレギュラーな画面構成や、複数の条件が絡む操作に効果的です。有効時はコストが増加します。

『一括処理モード』

フォーム入力やデータのコピーなど、まとめて処理できる操作をAIが自動判断し1ステップで実行します。処理ステップ数を削減することでコストを節約でき、繰り返し処理が多い業務に特に効果的です。

『JavaScriptの実行許可』

AIエージェントが目的に応じてJavaScriptを生成・実行することを許可します。通常のブラウザ操作では難しい一括データ更新やDOM操作といった高度な処理にも対応でき、自動化の幅が大きく広がります。

利用可能なAIモデル

用途やコスト要件に応じて、最適なAIモデルを選択できます。

モデル名 特徴 速度 コスト 選択可能なAIモデル
Simple 最軽量でシンプルな操作に適したモデルです。 最速 ・gpt-5.4-nano
・gemini-3.1-flash-lite-preview
Assist 標準的な操作に適したモデルです。 高速 標準 ・gpt-5.4-mini
・gemini-3-flash-preview
Control 複雑な操作に適した高性能モデルです。 低速 ・gpt-5.4
・gemini-3.1-pro-preview
Expert 最も高性能で難しい操作に適したモデルです。 低速 ・gpt-5.5

Cloud BOT Operatorの活用例

ExcelデータをWebサイトへ自動入力

Excelファイルのデータを読み込み、対象のWebサイトへ自動で入力します。AIエージェントが入力項目を自動で判定し、データの補正・変換も担うため、フォームの構成が複雑な場合や項目名が一致しないケースにも柔軟に対応します。

AIが担う役割:Webサイトへの入力項目の判定、データの補正・変換


受信メールの内容をWebサイトへ自動連携

受信したメールから必要な情報を抽出・要約し、対象のWebサイトへ自動で連携します。メールの文面が毎回異なる場合でも、AIエージェントが内容を解釈して適切な項目に入力します。

AIが担う役割:メール本文からのデータ抽出・要約、Webサイトへの入力項目の判定


Webサイトの定期監視・異常検知メール通知

Webサイトに自動でログインし、画面の状態を定期的に確認します。AIエージェントが内容を判断し、問題が検知された場合はメールで通知します。目視での確認作業を自動化し、見落としを防ぎます。

AIが担う役割:画面状態の読み取りと内容の判断、異常の検知

RPAとAIエージェントのハイブリッド活用

クラウドBOTは、RPAとAIエージェントを組み合わせたハイブリッドなブラウザ自動化を実現します。AIエージェントが柔軟な判断と指示理解を担い、RPAが安定・低コストな定型操作を担うことで、それぞれの強みを最大限に活かした自動化が可能です。

用途や業務内容に応じてRPAとAIエージェントを組み合わせることで、より効率的でスマートな業務自動化を構築できます。

RPAとAIエージェントの違い

RPAとAIエージェントの比較

ご利用に関する注意事項

  • AIはユーザーの意図とは異なる操作を行う可能性があるため、十分ご注意の上ご利用ください。
  • 処理に必要な一部データが外部サービスに送信される場合があります。連携サービスと連携内容については『外部サービスを利用している機能の一覧』をご参照下さい。