Cloud BOT Operator

ブラウザを自動操作するAIエージェント

無料から使える『Cloud BOT Operator』

Cloud BOT Operatorは、自然言語での指示に基づいてAIエージェントがブラウザ操作を実行する機能です。OpenAIをはじめとする最新のAIモデルを活用し、複雑な判断を含む操作にも対応します。従来の定型業務自動化を超えた、柔軟で高精度な業務効率化を実現します。

正式版リリース記念キャンペーンを実施中


正式版提供開始に伴い、Cloud BOT Operatorを無制限に実行できるキャンペーンを実施します。是非この機会に、RPA×AIエージェントによるブラウザ操作をご体験下さい。
キャンペーン期間: 2025年6月4日(水)~ 2025年6月30日(月)
キャンペーン内容: Cloud BOT Operatorを有料課金無しで、無制限に実行頂けます。
※BOT実行時間は通常通り使用します。
※2025年7月1日から、実行にトランザクションを使用します。

機能概要

Cloud BOT Operatorでは、自然言語での指示をAIに伝える「Operatorタスク」を作成し、AIエージェントが仮想ブラウザを自律的に操作します。ページ構成の変更や複雑なUIにも柔軟に対応し、完了後は従来のRPAタスクに引き継ぐことが可能です。

利用可能なAIモデル

Cloud BOT Operatorでは、用途やコストに応じて以下のAIモデルを選択できます。これらは大きく2つのカテゴリに分類されます。

構造認識モデル

HTML構造を解析し、ユーザーのプロンプトに従ってAIがブラウザ操作を行います。

モデル名 特徴
構造認識 - ECO 低コストでシンプルな操作に適したモデルです。
構造認識 - ECO Reasoning 低コストでシンプルな操作に適したモデルです。推論(Reasoning)によって、より複雑な条件判断が可能です。
構造認識 - Smart 高性能で柔軟かつ安定性の高いモデルです。
構造認識 - Smart Reasoning 高性能で柔軟かつ安定性の高いモデルです。推論(Reasoning)によって、より複雑な条件判断が可能です。

視覚認識モデル

ページを画像として視覚的に認識し、ユーザーの指示に基づいてAIが操作を行います。構造認識モデルに比べ精度は高いですが、処理速度はやや低下します。

モデル名 特徴
視覚認識 視覚認識による操作が可能な高性能モデルです。

Cloud BOT Operatorの活用例

予測できないポップアップを自動処理

ニュースや広告など不定期に表示されるポップアップを検知し閉じることで、RPAのスムーズな動作をサポートします。


目視確認が必要な操作への対応

画毎月並び順が変動する項目のクリック操作や目的の画像を選択するようなシーンにおいて、AIによる判断を含めた自動操作を実現できます。


複数Webサイトの操作を統一的に管理

異なるWebサイトに対する共通した検索やデータ抽出操作を自然言語で簡単に指示し、一元的な自動化を実現します。

ご利用に関する注意事項

  • AIはユーザーの意図とは異なる操作を行う可能性があるため、十分ご注意の上ご利用ください。
  • 処理に必要な一部データが外部サービスに送信される場合があります。連携サービスと連携内容については『外部サービスを利用している機能の一覧』をご参照下さい。

多様なBOT機能とOperator機能を組み合わせて活用

Cloud BOT Agent

Cloud BOT Agentと組み合わせることで、IP制限のある外部サービスや、社内ネットワーク内のWebシステムに対しても、安全かつ柔軟にAIエージェントによる自動操作を実現できます。
Cloud BOT Agentに関してはこちら

certificate

クラウドBOTはクライアント証明書が必要なセキュアなWebシステムにも対応しており、Operatorの自動操作も同様にクライアント証明書により保護できます。
クライアント証明書の設定に関してはこちら

trigger

クラウドBOTが備えるスケジュールトリガーやメール受信トリガーなど、多様なトリガーからCloud BOT Operatorを呼び出すことで、幅広い業務シーンに柔軟に対応できます。
トリガーに関してはこちら

Cloud BOT Operatorの仕組み

通常タスク(RPAタスク)の操作

記録されたタスク手順に忠実にBOTが仮想ブラウザを自動操作します。

Operatorタスクの操作

Operatorタスクが開始されると、Operator(AIエージェント)が仮想ブラウザの操作をリアルタイムで引き継ぎ、プロンプトの指示に応じて自律的に操作を行います。操作完了後は再びBOTに制御が戻され、後続タスクが自動的に実行されます。