導入事例

ー Customer Stories ー

社内リソースに頼らず、現場主体でRPA運用を実現

スキマ時間を活用したいワーカーと、現地作業を外注したい企業をつなぐマッチングサービス(ワーカー登録者数24万人以上/2025年3月現在)を展開するご近所ワーク株式会社様に、クラウドBOTの導入経緯とその効果についてお話を伺いました。


ご近所ワーク株式会社様は、全国の企業とワーカーをつなぐマッチングサービスを提供されており、バックオフィス業務ではkintoneを導入されています。クラウドBOTを活用してどのような業務改善を行っているのかお伺いしてきました。



インタビュイー ご近所ワーク株式会社 土谷様、西様
インタビュアー 株式会社C-RISE 金栄 貴司

導入の経緯について

金栄: RPA導入の背景について教えていただけますか?

土谷様:事業拡大に伴い、業務管理にkintoneを導入しました。ただ、kintoneを業務で活用するには、基幹システムとのデータ連携が必要で、人手による作業は避けたいと考えていました。

一方で、社内エンジニアの工数をこの連携構築に割くことも避けたいというジレンマがありました。
弊社代表の中村が前職でRPAに携わっていたこともあり、「この課題はRPAで解決できるのでは」と検討を始めました。

金栄:数あるRPAの中から、クラウドBOTを選んでいただいた決め手は何でしたか?

土谷様:大きな決め手は価格の手ごろさサポート体制の充実です。
メールだけでなく、オンラインでのサポートにも対応いただける点が、現場主導での運用を目指す当社にとっては非常に魅力的でした。

クラウドBOTの利用用途と導入効果

金栄:クラウドBOTをどのような用途で利用されていますか?

土谷様:現在は主に次の3つの業務を自動化しています。

基幹システムとkintone間のデータ連携
毎日、基幹システムからCSVをエクスポートし、kintoneへインポートする作業をBOTが自動で実行しています。

基幹システムとGoogleスプレッドシート間のデータ連携
同様に、CSVをスプレッドシートに取り込む作業も毎日自動で行っています。

契約更新作業の自動化
毎月、基幹システム内の「契約更新ボタン」をクリックする操作もBOTで自動化しています。


金栄:主に基幹システムとのデータ連携で活用頂いている形ですね。実際に導入して、効果を感じた点はありますか?

土谷様:大きな効果として、月間で30時間以上の工数削減が実現できています。
これまで毎朝1時間半ほどかけていた手動のデータ更新作業が不要になり、朝の貴重な時間を他の業務に充てられるようになりました。

西様:エンジニアの保守工数もゼロで、kintone運用ができているのも大きな成果です。

クラウドBOTの良いポイント

金栄:クラウドBOTを使って良かったと感じるポイントがあれば教えてください。

西様:主に2点あります。

1つは、社内エンジニアの工数をかけずに運用できている点です。
もう1つは、クラウドBOTサポートチームの柔軟な対応力です。

BOTでエラーが発生した際、原因がわからない場合でも迅速に回答いただけ、必要に応じてオンライン対応もしてもらえます。新しいBOTの作成時にも丁寧に対応いただけるので、安心して自動化を拡大できます

金栄:クラウドBOTはお客様に安心して自動化を進めて頂けるように、サポート体制にも力を入れております。ご評価頂き、ありがとうございます。

最後に

金栄:今後、クラウドBOTで実現したいことはありますか?

土谷様:現在の基幹システムはもともと大規模利用を想定しておらず、一括処理機能が少ないのが課題です。
今後は、1件ずつのレコード操作など、まだ人手が必要な部分の自動化をさらに進めたいと考えています。

インタビュアー コメント

今回の取材では、「社内エンジニアに頼らず、現場主体で業務改善を進めたい」という熱意をひしひしと感じました。
クラウドBOTがその実現に貢献できていることを、サポート担当として大変うれしく思います。
今後もご近所ワーク様の業務効率化に寄与できるよう、引き続きサポートさせていただきます。
この度は、取材へのご協力、誠にありがとうございました。

ご近所ワーク株式会社


東京都港区に本社を構える。スキマ時間を活用した働き方を提供するマッチングプラットフォーム「ご近所ワーク」を運営。
設立: 2020年2月27日
代表者: 代表取締役 中村浩史
事業内容: 人材マッチングサービスの提供